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飲食店など時短要請 岡山市に限定 岡山県、集客施設は解除

緊急事態宣言解除後の対応について協議した岡山県の対策本部会議=17日夜
緊急事態宣言解除後の対応について協議した岡山県の対策本部会議=17日夜
 岡山県は17日、新型コロナウイルス緊急事態宣言の解除決定を受け、改正特別措置法に基づく新たな協力要請を決めた。県内全域の飲食店などへの営業時間短縮要請を縮小。対象を重点強化区域に指定する岡山市のみとし、酒類の提供も一定時間認める。百貨店やショッピングセンターなど集客施設への時短要請は解除する。同日夜、県庁で開いた対策本部会議で取りまとめた。

 一連の要請は宣言終了翌日の21日から7月20日までを「リバウンド防止強化期間」と定めて適用する。岡山市内の時短は今月30日までとし、営業時間は午前5時~午後9時、酒類提供は午前11時~午後8時とするよう求める。対象はこれまでと同じく居酒屋やレストラン、バーといった飲食店または喫茶店などとし、過去の売上高に応じて協力金を支給する。特措法24条9項に基づくもので、罰則は適用されない。

 集客施設に加え、映画館や劇場などのイベント関連施設の時短も解除し、感染防止の業種別ガイドラインの徹底を求める。適切な換気設備を備えたカラオケボックスを除き、カラオケ設備の提供自粛を働き掛ける。

 県民に対しては、感染拡大前から外出を5割削減し、感染拡大地域との往来を避けるよう要請。会食は家族のほか毎日顔を合わせる人と4人以下、2時間以内とする。

 事業者はテレワークの活用などで出勤者の削減に努める。後楽園(岡山市)など県有施設は再開。県主催イベントも感染対策を講じた上で実施する。

 対策本部会議では、直近1週間(10~16日)の県内感染状況についても協議し、判断材料となる各指標が改善しているとして、切迫度が2番目に高いステージ3(感染急増)からステージ2(漸増)に引き下げると決めた。

(2021年06月17日 21時59分 更新)

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