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笠岡諸島でワクチン集団接種開始  12歳以上対象 初日は大飛島

大飛島でワクチン接種を受ける島民
大飛島でワクチン接種を受ける島民
 笠岡市は17日、笠岡諸島で新型コロナウイルスワクチンの集団接種を始めた。全7島の高齢者に限らず12~64歳も対象とし、島民だけでなく島内で働く教職員らを含めて希望している約800人に打つ。初日は大飛島で実施し、他の島では来月上旬から行う。

 どの島も常駐医がおらず、各島で月数回、診療に当たる島外の医療機関が接種を担当。各島の港近くにある公民館などが会場で、希望者の取りまとめは愛育委員が行った。

 大飛島では、集会所になっている市飛島研修所で行われ、大飛島と小飛島を合わせた人口82人(5月末)のうち、小飛島の7人を含め45~102歳の26人が集まった。

 来場した人は着席したままで、福嶋医院(浅口市寄島町)の福嶋啓祐院長(69)が移動して米ファイザー製ワクチンを接種していった。市は副反応に備え、陸地部に搬送するための船を用意したが、不調を訴える人はいなかった。

 女性(72)は島で定期船の切符売りの仕事をしており「いろんな所から来る人に会うので感染が心配だった。接種が進み、普通の生活に戻れるといい」と話していた。

 市によると、島しょ部の住民には本土のかかりつけ医などで接種を受ける人もいる。

(2021年06月17日 20時07分 更新)

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