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大判焼きの「めばるくん」復活 玉野市魚モチーフ 焼き芋店が継承

譲り受けた焼き型で「めばるくん」を焼く店員
譲り受けた焼き型で「めばるくん」を焼く店員
復活した大判焼き「めばるくん」を持つ桝谷さん
復活した大判焼き「めばるくん」を持つ桝谷さん
 玉野市の市魚めばるをモチーフにした大判焼き「めばるくん」が7年ぶりに復活した。市観光協会が旗振り役となって12年前に誕生したものの、販売していたイベントの終了に伴って倉庫で眠っていた焼き型を、昨秋に開業した焼き芋販売店が引き継いだ。市産の紫イモを使った新しい味も加え、玉野の新名物を目指している。

 ぎょろっとした大きな目玉が目を引く直径約10センチの大判焼きの中には紫イモペーストを混ぜ込んだクリームがぎっしり。二つに割ると鮮やかな紫色が目を引き、頬張ると優しい甘さが口に広がる。元造船技術者の桝谷和幸さん(70)が「桝屋きんとき」(同市玉)で、3月から販売している。

 めばるくんは2009年、市観光協会長だった三宅照正さん(74)が「市魚にちなんだ名物を作って地域おこしをしたい」と発案。JR宇野駅近くで月1回あった物産市「宇野港ゆめ市場」で先頭に立って販売し、人気を集めたが、14年の市場終了で途絶えていた。

 桝谷さんの開業を知った旧知の三宅さんが、眠っていた焼き型を提供。従来の小豆あんのほか、菓子製造販売・なかや宗義(同市宇野)の協力で紫イモクリームも作った。

 桝谷さんは「めばるくん復活には、いろいろな人の思いが込められている。ぜひ食べて」と呼び掛ける。

 1個150円。焼き芋、地ダコを使ったたこ焼きもある。営業時間は午前10時半~午後4時。火、水曜定休。

(2021年06月13日 17時42分 更新)

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