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岡山県「ステージ3」に引き下げ 県内コロナ感染状況

臨時会見でステージ3への引き下げを発表する伊原木知事
臨時会見でステージ3への引き下げを発表する伊原木知事
岡山県「ステージ3」に引き下げ 県内コロナ感染状況
岡山県「ステージ3」に引き下げ 県内コロナ感染状況
 岡山県の伊原木隆太知事は11日、臨時の記者会見を開き、新型コロナウイルスの県内感染状況について、政府の対策分科会が示す基準で最も切迫度が高い「ステージ4(爆発的感染拡大)」から「ステージ3(感染急増)」に引き下げると発表した。また緊急事態宣言が期限の20日までで解除された場合、まん延防止等重点措置に移行する必要はないとの認識を示した。

 県内の感染状況がステージ3になるのは5月12日に4へ引き上げて以来、約1カ月ぶり。直近1週間(今月3~9日)の指標が大幅に改善し、4には当たらないと判断した。

 県によると、医療現場の逼迫(ひっぱく)を招く恐れがある病床使用率は33・7%で、入院者の減少などによって前週より17・9ポイント改善。ステージ4の基準(50%以上)を脱し、3の基準(20%以上)に下がった。

 10万人当たり療養者は14・23人と、同じくステージ4だった前週(30・58人)の半数以下になった。重症者用の病床使用率は12・1%、10万人当たり週間感染者は5・93人と、それぞれ18・9ポイント、9・2ポイント良くなっている。

 ただ、感染経路不明割合は42・0%で、感染経路が比較的たどりやすいクラスター(感染者集団)関連の患者が減ったことから、9・5ポイント悪化した。

 会見で知事は「県内の感染者数は非常に早いペースで山を下っている。県民に油断がなければ緊急事態宣言は(期限の)20日で終わることができる。(宣言解除後に)まん延防止措置をお願いすることは想定しがたい」と述べた。

 知事はまた、感染力が強いとされるインド株の監視強化に向け、県環境保健センター(岡山市南区内尾)で計画している株の判別業務「ゲノム解析」について、来週中にもスタートさせる方針を示した。

(2021年06月11日 14時06分 更新)

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