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タンチョウひな 4年ぶり誕生 岡山県自然保護センター

4年ぶりに誕生したタンチョウのひな=1日午後5時5分、県自然保護センター提供
4年ぶりに誕生したタンチョウのひな=1日午後5時5分、県自然保護センター提供
 岡山県和気町田賀の県自然保護センターで、国の特別天然記念物・タンチョウのひな1羽が生まれた。同センターでのひな誕生は2017年以来4年ぶり。

 1日午後3時45分ごろ、飼育舎内で卵からかえっているのを職員が確認した。ひなは体長約15センチ、体重は推定約150グラムで、性別は不明。茶色の羽毛に覆われ、よちよち歩きで餌のミミズを探し回るなど愛らしい姿を見せている。100日ほどで大人と同じサイズに成長するという。

 両親は「ライ」(雄、20歳)と「ユキ」(雌、21歳)で、5月1日に卵を産んだ。生育環境が子どもの性格形成に影響を与えることから、人懐っこい性格を持つ別のつがいの「ツバサ」(雄、19歳)と「ミドリ」(雌、17歳)が「育て親」となり、卵を温めてかえし、同じ飼育舎で一緒に暮らしている。

 センターは新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴い20日まで閉めているため、当面は一般公開しない。代わりに動画投稿サイト・ユーチューブで1日ごとの成長の様子を配信する。6月末以降にお披露目と名前の募集を予定している。

 センターで飼育されているタンチョウは38羽になった。村山菜穂子技師は「元気良く成長してもらい、多くの人に愛してもらえるように育てていきたい」と話している。問い合わせはセンター(0869ー88-1190)。

(2021年06月09日 16時37分 更新)

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