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芸備線、廃止含め在り方協議 JR西、7月にも検討会発足

利用低迷で廃止を含めた今後の在り方が検討されることになった芸備線=3月、新見市
利用低迷で廃止を含めた今後の在り方が検討されることになった芸備線=3月、新見市
芸備線、廃止含め在り方協議 JR西、7月にも検討会発足
 利用低迷が続くJR芸備線(総延長159・1キロ)の一部区間の運行について、JR西日本が廃止を含めた今後の在り方を沿線自治体や住民と考える組織を設ける方針を固めたことが7日、分かった。近く自治体に働き掛けて7月にも検討会を発足した後、住民の代表らを加えた協議会に拡大していく。

 新見市と広島市を結ぶ芸備線は、おおむね「備中神代(新見市)―備後落合(庄原市)」「備後落合―三次(三次市)」「三次―広島(広島市)」の3区間ごとに往復運転。同社によると、最も利用が少ないのが主に山間部を走る備中神代―備後落合間(44・6キロ)で、区間内の東城―備後落合の輸送密度(1キロ当たりの1日平均利用者数)は2019年度、同社管内(主に近畿、中国地方)で最少の11人にとどまっている。

 関係者によると、在り方を考える対象は新見市と庄原市にまたがる区間。検討会は両市と岡山、広島県、同社でつくり、現状を巡る課題についての情報を共有する。協議会では部分的な廃止や代替バス運行などについて考える。

 低収益のローカル線を巡っては、JR西日本の長谷川一明社長が2月、廃止も含めて今後の在り方を見直していく考えを表明。平島道孝・岡山支社長も3月、管内の路線も対象との認識を示していた。

(2021年06月08日 07時02分 更新)

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