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真っ白な「千本鳥居門」お目見え 新見、アジサイと競演楽しめそう

真っ白な鳥居が連なる白龍殿前の参道
真っ白な鳥居が連なる白龍殿前の参道
 アジサイの名所として知られる済渡寺(さいどうじ)=新見市法曽=に、真っ白な鳥居が幾重にも連なる「千本鳥居門」がお目見えした。周囲の山の木々や空の青に映え、咲き始めたハナショウブ、アジサイとの競演も楽しめそうだ。

 平安時代に空海(弘法大師)に随行し、唐から「法曽焼」の礎となる陶器製造技術をもたらしたとされる白龍の塚が同寺にあり、その白にあやかった。鳥居は木製で高さ2・4~3・4メートル。白龍が唐から桃の木を寺に持ち込んだとの言い伝えにちなみ、上部に桃の彫刻を施している。塚の前にある白龍殿の改修に合わせ、同殿への参道約90メートルに78基を整備した。

 同寺によると、境内では約5千株のハナショウブが今月中旬にも見頃を迎える。1万株以上あるアジサイも下旬に咲き始め、荘厳な鳥居とともに“インスタ映え”しそう。同寺は「白龍を広く知ってもらおうと建立した。真っ白な千本鳥居は全国的にも珍しく、新見の新しいスポットになれば」と期待する。

 毎年6月の花祭りは新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止するが、花の観賞はできる。

(2021年06月05日 17時38分 更新)

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