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岡山市、7月中旬から一般接種へ ワクチン 基礎疾患の人ら優先

岡山市、7月中旬から一般接種へ ワクチン 基礎疾患の人ら優先
岡山市のワクチン接種スケジュールを説明する大森雅夫市長
岡山市のワクチン接種スケジュールを説明する大森雅夫市長
 岡山市の大森雅夫市長は3日、64歳以下の市民に対する新型コロナウイルスワクチン接種について、7月中旬に始めるとの見通しを明らかにした。国が優先対象としている基礎疾患のある人のほか、市独自に在宅介護サービスの職員や教職員、保育士らを加え、7月上旬から先行予約を受け付ける。全体の接種完了は11月末を目標とする。

 優先対象は、国が示した60~64歳と基礎疾患のある約9万9千人のほか、市独自に加える高齢者・障害者向け在宅サービス事業所の職員、公私立の小中高教職員、保育士・幼稚園教諭ら約3万人。7月中旬から接種を始める。

 優先対象以外の約30万人は7月中旬に予約をスタートし、接種は7月下旬に開始する。混乱回避のため、年代順に予約を受け付ける計画。接種券はいずれも6月下旬に一斉発送する。

 市内で12~64歳の接種対象者は約43万人。市は高齢者接種と同じ8割程度の実施を見込んでいる。記者会見で大森市長は「スケジュールを示して市民の安心につなげたい。企業などでの接種が広がれば、接種完了の前倒しも可能と考えている」と述べた。

 ■分散予約で混乱回避 年代別に開始日ずらす

 岡山市が3日公表した64歳以下の市民を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種のスケジュール。市独自に優先接種の対象となる職業を加えたほか、優先対象以外の予約開始時期を年代別に分散し、電話の集中などによる混乱の回避と円滑な接種を目指す。

 市独自の優先対象は、高齢者や子どもの感染リスク低減が狙い。高齢者や障害者向け在宅サービス事業所の職員1万5千人余り、市内全ての小中高校の教職員約8300人、保育士や幼稚園教諭約7千人。国の示した基礎疾患のある人らを含め、全体で約13万人が優先対象となる。

 その他の12~59歳の市民約30万人への接種は7月下旬からの見通し。予約時の混乱を避けるため、年代別に予約開始日を5日ずつずらすほか、コールセンターの回線を増設する。インターネット予約の拡充も検討する。

 一般接種は高齢者接種と同様に、市内の医療機関での個別接種を基本とし、集団接種を併用する。記者会見した大森雅夫市長は「スムーズな予約、接種を実現し、少しでも早い時期の完了を目指す」と述べた。

(2021年06月03日 18時49分 更新)

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