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聖火ランナーがトーチ貸し出し 吉備中央、小中校で巡回展示

石井教育長(右)にトーチを手渡す栂安さん、藤森さん
石井教育長(右)にトーチを手渡す栂安さん、藤森さん
トーチに触る円城小の児童
トーチに触る円城小の児童
 5月19、20日に岡山県内で開催された東京五輪の聖火リレーで、吉備中央町内のランナー3人が手にしたトーチが町内の小中学校で巡回展示されている。新型コロナウイルスの影響で中止になった公道でのリレーを見学できなかった子どもたちに、トーチを通じて五輪の雰囲気を味わってもらおうと、大役を果たした3人の協力で実現した。

 3人のうち会社役員藤森大輔さん(40)=同町=が発案。会社員栂安(つがやす)朋子さん(59)=同町=と岡山工業高1年内田吉紀さん(15)も賛同し、それぞれのトーチ(長さ71センチ、重さ1・2キロ)を町教委に貸し出した。円城小(円城)を皮切りに全10小2中を2日間ずつ巡り、各校最寄りの幼稚園、保育園、こども園の園児にも希望があれば披露する。

 1日にトーチが届いた円城小では児童が休み時間、桜の花びらがモチーフで五輪のエンブレムがきらきらと輝くトーチを順番に持って記念撮影。6年黒太隆史君(12)は「片手で持ちながら走るのは大変だと思った。リレーを見られなかったのは残念だが、トーチに触れて感動した」と話した。

 5月27日にはきびプラザ(吉川)で貸与式があり、出席した藤森さんと栂安さんがトーチを石井孝典教育長に手渡した。藤森さんは「聖火リレーを楽しみにしていた子どもも多かったはず。トーチでコロナ禍の暗い気分を吹き飛ばしてもらい、勉強やスポーツを頑張るきっかけにしてほしい」と話している。

(2021年06月02日 17時02分 更新)

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