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備前でクマ殺処分、人里近く危険 山中でわなに掛かる 市は注意訴え

備前でクマ殺処分、人里近く危険 山中でわなに掛かる 市は注意訴え
 備前市は25日、同市閑谷の山中で雄のツキノワグマ1頭が捕獲されたと明らかにした。発見場所が人里に近く、危険性が高いとして殺処分した。市内での捕獲は2010年以来で、市は引き続き注意を呼び掛けている。

 市などによると、クマは推定5、6歳で全長1・22メートル、体重47キロ。24日午前7時半ごろ、市有害鳥獣駆除班の住民がイノシシ、シカ用のわなに掛かっているクマを発見した。現場は県道穗浪吉永停車場線に近い山中で、市や県は半径200メートル以内に民家が点在している状況を踏まえ、殺処分することにした。

 備前市内では20年度以降、クマの目撃情報は寄せられていない。県南部での捕獲は珍しいといい、市は「今は冬眠から目覚めたばかりで腹をすかせており、活発に餌探ししている。山に入る際はラジオで音を流して警戒し、日常でも家庭の残飯は屋外に出さないなど細心の注意を払ってほしい」としている。

 県のまとめによると、本年度の県内での出没件数(24日現在)は目撃が17件、捕獲は今回を含め6件。

(2021年05月25日 20時21分 更新)

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