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廃棄ブドウで除菌ティッシュ 赤磐の戸田さん CF活用し開発へ

赤磐産ブドウ由来の除菌ウエットティッシュを企画した戸田さん
赤磐産ブドウ由来の除菌ウエットティッシュを企画した戸田さん
 赤磐市観光協会を拠点に活動する同市地域おこし協力隊の戸田洋美さん(44)が、地元特産の果物の有効活用に挑戦している。規格外のため廃棄されるブドウから抽出したエタノールを使った除菌ウエットティッシュの開発を目指す。資金の一部はクラウドファンディング(CF)で調達する。

 戸田さんは広島市出身で、大阪市のIT企業などを経て2020年に着任。観光PRといった情報発信を手掛けている。活動の中で、店頭販売や6次商品化に至らない果物の存在を知り、国連提唱のSDGs(持続可能な開発目標)に沿った商品ができないかと考案した。

 計画では、果物を発酵させてエタノールを抽出する技術を持つバイオ関連企業・ファーメンステーション(東京)に生産を委託。原料のブドウは地元農家から提供を受ける。今秋までに、ポケットタイプ3万個(1個10枚入り)を製造し、県内企業数社にPRグッズとして購入してもらう見込み。

 CFは山陽新聞社や中国銀行などが運営する「晴れ!フレ!岡山」のサービスを利用。返礼品に同ティッシュやブドウ、白桃、日本酒、ワインなど赤磐の地場産品を用意している。目標額は80万円で締め切りは7月1日。

 戸田さんは、桃でも同様の製品化を構想しており「未利用資源を活用し、食用以外の新たな価値を生み出したい」と話している。

 詳細、支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/59955)。

(2021年05月23日 18時11分 更新)

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