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オリンピアン4人が聖火つなぐ 岡山でリレー、県民元気づけたい

高橋大輔さん(左)から聖火を受け継いだ長尾隆史さん
高橋大輔さん(左)から聖火を受け継いだ長尾隆史さん
最初のランナーを務めた重友梨佐さん
最初のランナーを務めた重友梨佐さん
初日の聖火リレーを締めくくった森末慎二さん
初日の聖火リレーを締めくくった森末慎二さん
 19日に岡山県内で始まった東京五輪聖火リレーでは、郷土ゆかりのオリンピック元日本代表選手4人が結集した。「県民を元気づけたい」「アスリートの後押しを」。新型コロナウイルスで打撃を受ける古里をスポーツの力で盛り上げようと、それぞれ強い思いを胸に聖火をつないだ。

 【写真館】聖火リレー

 最初のランナーを務めた2012年ロンドン五輪女子マラソン代表の重友梨佐さん(33)=備前市出身=は「無事に岡山で聖火を引き継ぐことができ、ほっとした」。東京五輪に向け「聖火が通ることで県民の方々に五輪を身近に感じてもらえれば」と願った。

 バンクーバー五輪フィギュアスケート銅メダリストの高橋大輔さん(35)=倉敷市出身=は、コロナ禍での五輪開催はさまざまな意見があり、リレー参加は迷いもあったとしつつ「オリンピアンとして聖火をつなげたかった」と強調。トーチに込めた思いとして「努力を続けるアスリートに諦めずに頑張ってほしい」と語った。

 その高橋さんから聖火を受け継いだのは、モスクワ五輪で陸上男子400メートル障害の代表に選ばれながら日本のボイコットで出場できなかった長尾隆史さん(63)=倉敷市在住。リレーの延期決定後も週2回のランニングなどを続けてきた。「聖火ランナーとしてオリンピックに関われ感激している。自身に区切りを付けられたと思う」

 初日を締めくくったロサンゼルス五輪体操金メダリストの森末慎二さん(63)=岡山市出身=は、長野五輪で沿道を走った経験から「トーチキスはやはり寂しいかな」。それでも「五輪開催を願う人が一人でもいるのなら元気づけることができたと思う」と話した。

(2021年05月19日 22時36分 更新)

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