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五輪聖火県内入り 岡山城で式典 84人が「トーチキス」

岡山県内の聖火リレー初日で、聖火皿に点火した最終ランナーの森末さん(右から3人目)ら=19日、岡山城下の段
岡山県内の聖火リレー初日で、聖火皿に点火した最終ランナーの森末さん(右から3人目)ら=19日、岡山城下の段
五輪聖火県内入り 岡山城で式典 84人が「トーチキス」
 東京五輪の聖火リレーが19日、岡山県内で2日間の日程で始まった。新型コロナウイルスの感染急拡大で緊急事態宣言が発令される中、公道の走行を中止して無観客の式典を開催。初日は岡山城下の段(岡山市)を会場に、84人が走らずに聖火を受け渡す「トーチキス」で炎をつないだ。

【写真館】聖火リレー

 当初の走行ルートだった6市町(井原、高梁市、吉備中央町、総社、倉敷、岡山市)ごとにランナーを入れ替えた。ロンドン五輪女子マラソン代表の重友梨佐さん(33)=備前市出身=のトーチに最初に火がともされてスタート。参加者は約3メートル間隔で1列に並び、炎をつなぐ重みをかみしめながら次の走者に歩み寄った。

 ロサンゼルス五輪体操の金メダリスト森末慎二さん(63)=岡山市出身=が最終ランナーを務め、聖火皿に点火。森末さんは「この状況で聖火をつなげたことをうれしく思う。素晴らしい五輪になれば」と話した。

 聖火リレーは3月に福島県を出発し、これまでに25府県を巡回。県内では179人が2日間かけて12市町を巡る計画だったが、感染急拡大を受けて内容を大幅に縮小した。女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さん(54)=同市出身=らが参加を辞退した。

 20日は津山中央公園グラウンド(津山市)で同様のイベントがあり、玉野、真庭、赤磐、美作市、奈義町、津山市の順でランナーが登場。鳥取県に引き継ぐ。感染防止のため会場や周辺での観覧はできず、県実行委はインターネットのライブ配信の視聴を呼び掛けている。

(2021年05月19日 22時28分 更新)

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