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きょうだい犬 隣家の火事知らせる 岡山の井上さん飼育、住民感謝

火事に気付いたブーマー(右)をなでる井上さんと、サニーに感謝する須々木さん
火事に気付いたブーマー(右)をなでる井上さんと、サニーに感謝する須々木さん
 ワンちゃんお手柄―。岡山市北区で4月21日未明に発生した火事に隣家の犬2匹がいち早く気付き、ほえて飼い主に知らせた。火元の納屋(木造平屋約36平方メートル)は全焼したものの、けが人はなく、隣接の母屋の住民は「おかげで燃え広がる前に気付けた」と感謝する。

 犬はいずれも5歳のゴールデンレトリバーで、雄のブーマーと雌のサニーのきょうだい。火元となった須々木都さん(71)の向かいに住む井上陽子さん(45)一家に飼われている。

 井上さんによると、同日午前4時ごろ、「ワンワン」とほえ続ける声で目が覚めた。過去にイノシシや不審者が来た時も知らせてくれたそうで「何かあると思った」と外を確認。隣家の納屋から煙が上がっているのが見え、近所の人を起こし、119番通報した。納屋は焼け落ち、炎は母屋も襲っていたが、壁と天井の一部を焼く程度で済んだという。

 須々木さんは2匹のことを聞き、後日に犬用のおやつをプレゼントした。「漏電が原因の火事で、起こしてもらうまで分からなかった。命を救われた」と話している。

(2021年05月18日 19時26分 更新)

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