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【記者が行く】LINEアンケート ワクチン予約方法改善を 対応強く批判

新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける高齢者=17日、岡山市内
新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける高齢者=17日、岡山市内
 「予約するのに難儀した」「なんでこんなに後手後手なのか」―。岡山県内で施設入所者以外の高齢者を対象に新型コロナウイルスワクチン接種が始まったのに合わせ、山陽新聞社は17日、無料通信アプリ・LINE(ライン)の「記者が行く」アカウントの登録者から接種に関する意見を募った。医療機関に電話がなかなかつながらなかったなど、高齢者やその家族を中心に予約方法への不満が相次ぎ、欧米に比べて接種の遅さを指摘する声も。現役世代は今後の接種スケジュールを早く示すよう求めた。

 県内市町村で施設に入所していない高齢者の接種予約が始まったのは10日。岡山市の主婦(67)は「電話がつながらない中で何回もダイヤルし、やっとつながったら1カ所目は『所定の電話番号に所定の時間に掛けて』、2カ所目は『直接窓口に来て』、3カ所目は『コールセンターを通して』と言われ、4カ所目で夕方やっと予約が取れた」と明かし、丁寧な事前説明と予約しやすい方法への改善を要望した。

 「予約電話がなかなかつながらなかった」「インターネット予約がうまくできなかった」と憤る回答者は多く、まだ予約を終えられていないと嘆く高齢者もいた。

 感染拡大が続く中での接種本格化に、赤磐市の男性(72)は「早く接種できていれば、コロナで亡くならずに助かった人もいたのでは」。その上で「国民に自粛を要請するだけ。政治、行政の失敗、怠慢でしかない。怒り心頭だ」と国や自治体のこれまでの対応を強く批判した。

 「現役世代の予防接種の話は全くなく、まだまだ感染者は増えるだろう。私達の接種はいつのことやら」と諦め交じりのメッセージを寄せたのは、倉敷市の男性会社員(45)。倉敷市の男子高校生(18)も「対策の終わりが見えず、不安が募るだけ。国や自治体はただただ緊急事態宣言を出すのではなく、先の見通しや目標を明確に伝えてほしい」と訴えた。

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(2021年05月18日 05時00分 更新)

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