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聖火リレー 有森裕子さん辞退 岡山県実行委が最終案 大幅に縮小

聖火リレー 有森裕子さん辞退 岡山県実行委が最終案 大幅に縮小
有森裕子さん
有森裕子さん
 東京五輪の聖火リレーが19、20日に岡山県内で行われる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、公道の走行は取りやめ、両日とも無観客の式典のみと大幅に規模を縮小しての開催となる。緊急事態宣言下にあって、万全の感染防止対策を講じながら57年ぶりに聖火が岡山にともる。

 県実行委が17日発表した最終案によると、両日とも各6市町を走る予定だったランナーが到着地となっていた会場に集合。1列に並んで聖火をつなぐ「トーチキス」を行う。最終ランナーが聖火皿に点火する。

 感染対策として、会場にランナーを同時には集めず、20分~1時間程度の間隔で市町ごとに参加者を入れ替える。周辺での観覧も一切できず、県民にはインターネットによるライブ配信の視聴を呼び掛けている。

 19日は岡山城下の段(岡山市)で井原、高梁市、吉備中央町、総社、倉敷、岡山市の順にランナーが登場。20日は津山中央公園グラウンド(津山市)で玉野、真庭、赤磐、美作市、奈義町、津山市の順に行う。県実行委は同グラウンド内で短い距離を走ることも模索したが、ランナーの滞在時間を可能な限り短くする観点から見送った。

 聖火リレーは計179人が走る予定だった。内容の変更を受けて参加は希望者のみとし、大会組織委員会が意向確認を進めている。18日に決まる見通し。

 県実行委事務局の県スポーツ振興課は「大幅な変更となり残念だが、厳しい状況の中でランナーや関係者に最大限の協力をしてもらった。記憶に残るものとなるよう成功させたい」としている。

 県実行委はまた、女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さん(54)=岡山市出身=が出場を辞退すると明らかにした。有森さんが居住する東京都に緊急事態宣言が発令されていることから「県民に不安を与えてはいけない」と12日に県へ連絡があったという。

(2021年05月17日 20時03分 更新)

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