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浄土目指した上人を供養、和歌山 世界遺産、補陀洛山寺

 「渡海上人」の墓前で供養する僧侶=17日午前、和歌山県那智勝浦町
 「渡海上人」の墓前で供養する僧侶=17日午前、和歌山県那智勝浦町
 和歌山県那智勝浦町の世界遺産、補陀洛山寺で17日、海のかなたにあるという観音浄土を目指し小舟でこぎ出した「渡海上人」と呼ばれる僧の追善供養が営まれた。

 再び戻ることのない上人の命懸けの行は「補陀落渡海」と呼ばれる。寺によると、平安時代から江戸時代までに二十数回行われたと伝わり、寺の裏山に供養塔と墓が残る。

 供養は毎年「春まつり」に合わせて行っている。本堂で営まれた法要の後、2人の僧が裏山の墓前で読経した。新型コロナウイルス感染対策のため一般参拝は中止した。

(2021年05月17日 17時22分 更新)

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