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高齢者へのワクチン接種本格化 岡山県内25市町村で一斉に

集団接種会場でワクチンの接種を受ける高齢者=17日午後、岡山高島屋
集団接種会場でワクチンの接種を受ける高齢者=17日午後、岡山高島屋
 施設入所者以外の高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が17日、岡山県内の25市町村で一斉に始まった。残る笠岡市と勝央町でも今月中にスタートさせる予定で、県内約56万人の高齢者への接種が本格化した。

 岡山市では医療機関での個別接種と岡山高島屋(同市北区本町)で行う集団接種が始まった。山下内科医院(同駅前町)では予約した5人が接種を受け、女性(85)=同市北区=は「感染者が多くなって心配だった。接種できてほっとした」と話した。岡山高島屋では店内の特設会場で予約した120人全員が接種を受けた。

 倉敷市では2010人が予約し114医療機関で接種が行われた。10人が受けた王子脳神経外科医院(同市児島下の町)の胡谷直院長は「接種を積極的に勧めたい。多くの人が受けることが感染を抑えるために大事だ」と話した。

 高齢者への接種を巡っては、政府が7月末までに完了させる目標を掲げる一方、山陽新聞社の調査で県内6市町が達成困難と回答。他の市町村も医療従事者の確保に苦慮しており、目標通りに進むかは不透明だ。

 高齢者への接種は4月12日に全国で始まり、県内ではワクチン供給が限られる中、施設入所者約5万人を優先して進めてきた。県によると、今月9日時点で2493人が1回以上の接種を受けている。

(2021年05月17日 21時31分 更新)

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