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ストライプ社、ビブレ跡地を売却 本業苦戦 所有区画を両備HDなどに

建物の取り壊しが完了した旧岡山ビブレ跡地=2019年8月、岡山市北区幸町
建物の取り壊しが完了した旧岡山ビブレ跡地=2019年8月、岡山市北区幸町
ストライプ社、ビブレ跡地を売却 本業苦戦 所有区画を両備HDなどに
 アパレルメーカー・ストライプインターナショナル(岡山市北区幸町)が同市中心部の商業施設・岡山ビブレ跡地(同)に所有していた区画約2500平方メートルを、両備ホールディングス(HD、同錦町)などに売却していたことが12日までに分かった。新型コロナウイルス禍でストライプ社は本業が苦戦しており、ホテルなどの整備計画を断念した。

 両備HDなどによると取得日は2月12日で、所有権の持ち分は両備HDが82・59%、イオンリテール(千葉市)が17・41%。イオンリテールの持ち分を両備HDが将来的に買い取れるよう、移転請求権仮登記も行われている。各社は売買額を明らかにしていない。

 ストライプ社はこの区画でホテル、物販、飲食店などが入る複合施設を計画していた。売却について同社は「グループ資産の効率化および財務体質の改善、強化の観点から判断した」とする。両備HDは「当面は駐車場とし、岡山の中心市街地としてふさわしい利用を検討する」としている。

 岡山ビブレは2014年に閉店し、跡地は全体で約7900平方メートル。18年にストライプ社、両備グループ、源吉兆庵HD(岡山市北区幸町)の3社が、土地と建物を所有していたイオンリテールから取得した。現在、南側の区画で源吉兆庵HDが新本社を、両備グループがマンションの建設を進めている。

(2021年05月12日 18時04分 更新)

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