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変異株「E484K」感染初確認 岡山県19人、一定程度広がりも

岡山県庁
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 岡山県は11日、新型コロナウイルス感染者として公表済みの19人が、ワクチンの効果や免疫の働きを弱めるとされる由来不明の変異株「E484K」に感染していたと発表した。県内での同変異株の感染確認は初めて。いずれも感染経路が分かっておらず、県は「既に市中感染が一定程度広がっている恐れがある」としている。

 県によると、関東や東北での流行を踏まえた国の要請に応じ、県環境保健センター(岡山市)のスクリーニング検査で英国由来の変異株「N501Y」が検出された感染者を除く24人の検体を国立感染症研究所に送ったところ、約8割がE484Kに感染していた。県外から持ち込まれた可能性が高いという。

 19人は不特定多数との接触がなく、濃厚接触者も特定されていることから居住地や年代、性別については非公表とした。

 県はまた、既に感染を発表済みの50人が英国由来のN501Yに感染していたことを明らかにした。県内での同変異株の感染確認は145人となった。

 県保健福祉部の西嶋康浩部長は記者会見で「これまで県内の感染者は英国由来の変異株が7割、変異のない従来型が3割とされてきたが、従来型の一部がE484Kに置き換わっているとみられる」との認識を示した。

(2021年05月11日 19時49分 更新)

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