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福山市がワクチン接種リハーサル おおむねスムーズ 一部で課題も

コロナワクチンの集団接種の手順などを確認したリハーサル=旧福山市体育館
コロナワクチンの集団接種の手順などを確認したリハーサル=旧福山市体育館
 福山市は9日、80歳以上を対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種開始(22日)を前に、旧市体育館(草戸町)で会場運営のリハーサルを行った。おおむねスムーズに行われたが、一部で課題も指摘されたため、市は今回の内容を検証し、本番に備える。

 リハーサルは20人への接種を想定。市医師会の医師らスタッフは13人、接種を受ける役には60~80代の市民20人が参加した。市民らは予診票を確認してもらい、医師の問診後、看護師による接種を受けていった。15~30分ほど経過観察をした。車椅子での来場者や接種後に体調不良を訴えた人への対応も訓練した。

 リハーサル中、予診票記入スペースと受付の誘導を1人が2役で担ったり、体調不良者をベッドに運んだ際に必要な医療器具が近くに見当たらないなどの課題が見られた。

 接種を受ける役をした主婦(80)=福山市=は「接種場所近くの通路がオープンで女性は肌を見せるため、配慮してほしい」と話していた。

 訓練の様子を視察した枝広直幹市長は「暑い中、来場するので、受付から予診票の確認までの流れをスムーズにした方が良い。市民を誘導する際に大きな声で呼ぶのは考えもの」と話していた。

 80歳以上への接種は、10日から対象者(約4・7万人)に接種券を発送し、受け付けを始める。接種は22日以降7会場で実施する。

(2021年05月09日 19時34分 更新)

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