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古い防火服でお守り製作 赤磐市消防本部、行事で配布へ

赤磐市消防本部が作ったお守り
赤磐市消防本部が作ったお守り
お守りの生地に再利用した防火服
お守りの生地に再利用した防火服
 防火服にあやかり身を守って―。赤磐市消防本部(同市津崎)は、耐用年数を過ぎた防火服の生地を再利用してお守りを作った。使用済みの消防ホースも活用し、ごみの排出抑制にもつなげる。6月から主催行事の参加者らに配るという。

 お守りは縦6・5センチ、横4・5センチ。ベージュの防火服で作った袋の表面には、赤い輪(赤磐)をイメージしたマークと、消防車の形をしたレース刺しゅうをあしらった。袋の中には形を保つ台紙の代わりに、廃棄した消防ホースを長方形にカットして入れている。

 同本部は2018~20年度に古くなった防火服を更新し、05年の市発足以前に使っていたものも含めて約80着を廃棄する予定だった。しかし、消防職員から「捨てるのはもったいない」との声が上がり、防火啓発などに使えるお守りの製作を思い付いた。

 防火服は熱に強く耐久性が高いアラミド繊維が使われるため加工が難しく、特殊な技術を持つ市内の事業者に製作を委託した。当面は100個作り、願い事を書く紙や袋の口を結ぶひもと一緒に無料で配る。反響が大きければ追加生産する。

 同本部消防総務課は「防火服は隊員の身を守る最も大切な装備品。お守りを通じて火事予防や防災意識の向上に役立ててほしい」としている。

(2021年05月08日 19時08分 更新)

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