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碁聖戦 井山三冠が挑戦者に 伊田八段破る、6月 真備で第1局

挑戦権を獲得し、伊田八段と対局を振り返る井山三冠(右)=大阪市・日本棋院関西総本部
挑戦権を獲得し、伊田八段と対局を振り返る井山三冠(右)=大阪市・日本棋院関西総本部
一力遼碁聖
一力遼碁聖
 囲碁の一力遼碁聖(23)への挑戦者を決める第46期碁聖戦(山陽新聞社主催)の本戦トーナメント決勝が6日、大阪市の日本棋院関西総本部であり、井山裕太三冠(31)=棋聖、名人、本因坊=が伊田篤史八段(27)を破って挑戦権を獲得した。タイトルを懸けた5番勝負の第1局は6月26日、倉敷市真備町箭田のマービーふれあいセンターで打たれる。

 井山三冠は211手までで黒番中押し勝ち。中盤、中央付近の大石が危険な状況に追い込まれたが、うまくしのいで勝ち切った。持ち時間は各3時間で残りは井山三冠2分、伊田八段1分だった。

 井山三冠は碁聖戦で第37~42期に6連覇した実績があり、5番勝負は第43期以来3年ぶりとなる。今期のトーナメントは、山陽新聞杯関西棋院第一位のタイトルを持つ余正麒八段(25)らを破り、決勝に進んだ。

 一力碁聖は昨年12月に天元を獲得し、現在二冠。今回が初の防衛戦となる。

 5番勝負第1局は、西日本豪雨(2018年)で被災した倉敷市真備町地区の復興を応援しようと、同市などが誘致した。井山三冠は対局後、「真備町は『こども棋聖戦』で何度も訪れ、お世話になってきたまち。盤上で良い戦いをし、恩返ししたい」と話した。

 5番勝負の第2局以降の日程は次の通り。

 第2局 7月12日・仙台市「ホテル佐勘」▽第3局 同17日・金沢市「北國新聞会館」▽第4局 8月17日・新潟市「新潟グランドホテル」▽第5局 同29日・東京都千代田区「日本棋院東京本院」

(2021年05月06日 21時24分 更新)

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