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「備前福岡の市」の歩み紹介 瀬戸内の推進協 15周年で冊子

「備前福岡の市」15周年を記念したリーフレット。市の歩みや出店者の思いを紹介している
「備前福岡の市」15周年を記念したリーフレット。市の歩みや出店者の思いを紹介している
 瀬戸内市の農商工業者らでつくる地産地消推進協議会は、同市長船町福岡の特設会場で毎月第4日曜日に開いている定期市「備前福岡の市」の15周年を記念し、リーフレットを作製した。出店者の思いや市の歩みをつづり、会場で配っている。

 定期市は、時宗の開祖・一遍(1239~89年)の布教活動を記した絵巻物「一遍上人絵伝」(国宝)にも描かれている中世の商都・備前福岡地区のにぎわい創出を狙いに、2006年3月に始まった。瀬戸内、備前市などの20店以上が無農薬で育てた野菜をはじめ、果物、菓子、パンなどこだわりの商品を販売し、毎回300人超が訪れる人気イベントとなっている。

 リーフレットはA3判カラーで四つ折り。農家、みそ店、カフェなど出店者12人が「地産地消の安心な食材を届けることができるのが喜び」「楽しくて刺激的で安心できる場所。次の世代へ引き継ぎたい」などと思いを語る。年表では、08年に始まり現在も続いている妙興寺住職のつじ説法、当初1日20万円台だった平均売上高が昨年は約60万円と3倍近く伸びたことなどを紹介している。

 一般社団法人・中国建設弘済会(広島市)の助成を受けて5千部作り、市観光協会や市役所でも配布する。大倉秀千代会長(68)は「古きよきものを残し、新しいものを取り入れた『100年続く市』を目指し、今後も活動を続けたい」と話している。

 次回の定期市は25日午前8~11時に開く。問い合わせは出店者会(一文字うどん内、0869ー26ー2978)。

(2021年05月05日 09時32分 更新)

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