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美作高「リズムなぎなた」話題に 競技の醍醐味伝える迫力“ダンス”

ポーズを決める美作高なぎなた部のメンバー
ポーズを決める美作高なぎなた部のメンバー
 なぎなたの強豪校、美作高(津山市山北)の女子選手たちが、音楽に合わせて集団で演武する「リズムなぎなた」を校外のイベントで披露し、注目を集めている。大会で実施する種目にはないが、さまざまな技が盛り込まれ、競技の醍醐味(だいごみ)を伝える迫力ある“ダンス”に仕上がっている。

 はかま姿の部員9人が約2メートルのなぎなたを鋭く振り下ろしたり、突いたりと一糸乱れぬ動きを見せた。3月下旬に津山市で行われたバスケットボールBリーグ、トライフープ岡山のホーム戦ハーフタイムショーに出演。人気アニメ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の主題歌の軽快な曲をバックに軽やかに舞い、約500人の観衆を大いに沸かせた。

 リズムなぎなたは、多彩な技や所作を音楽に乗せて行うことで基本動作の習得に役立つとして、全国的に古くから行われてきた。同校がこの集団演武に力を入れ始めたのは昨年。新型コロナウイルスの影響で大会が軒並み中止になる中、部員の一体感を保つ狙いがあった。美しく舞うにはメンバーの気持ちの統一が重要で、部内で発表会を開くなどして完成度を高めてきた。

 その様子を部のブログに載せたところ、「イベントに出てもらえないか」といった問い合わせが寄せられ、今年3月には津山市であった伝統舞踊公演に出演。今後も依頼があればコロナの状況を見ながら出向くという。

 同校なぎなた部は2017年創部と歴史は浅いがインターハイの団体試合で3位に輝くなど実績がある。3年の山根千怜主将(17)は「皆さんに喜んでもらえるのは励みになるし、競技についても知ってもらえる。全国大会で日本一を目指す中で楽しく取り組んでいきたい」と話す。

(2021年05月04日 16時07分 更新)

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