山陽新聞デジタル|さんデジ

岡山の整形外科医がラーメン店 6日開業、店名は「代打は俺」

ラーメン店を開業する現役の整形外科医・杉本さん
ラーメン店を開業する現役の整形外科医・杉本さん
混ぜ合わせるとまろやかな味わいになる「背徳の油そば」
混ぜ合わせるとまろやかな味わいになる「背徳の油そば」
黄金色のスープが美しい「鶏塩中華そば」
黄金色のスープが美しい「鶏塩中華そば」
「ラーメン酔拳『代打は俺』」の外観
「ラーメン酔拳『代打は俺』」の外観
 現役の整形外科医・杉本佳久さん(45)=岡山市=が切り盛りするユニークなラーメン店「ラーメン酔拳『代打は俺』」が6日、同市北区今保にオープンする。本職の医師活動は週1回にセーブし、初めてのラーメン店経営に本腰を入れる。

 杉本さんは2000年から、脊椎外科が専門の整形外科医として岡山市内外の病院で勤務。昨年4月の医業20年を区切りに、新しいことに挑戦したいという気持ちが湧いてきたという。不動産業なども頭にあったが、「人と接する仕事」がしたいと考えていたところ、9月ごろにSNS上で知り合った仙台市の人気店「魔界ラーメン月光」の店主がレシピの販売を始めたことを知った。

 ラーメン好きだったものの、医師になってからは健康のため我慢していたという杉本さん。「面白そう」という直感と、同店店主の勧めもあり現地へ足を運んだ。食べてみると、そのおいしさに感動。「この味を岡山でも再現したい」。思い切って開業を決め、病院を退職。「月光」の味を受け継ぐ福岡のラーメン店で修業、岡山市内のラーメン店も食べ歩いた。

 一押しは「背徳の油そば」(750円)。特注の太麺に、煮卵とあぶりチャーシュー、メンマをトッピング。魚介を漬け込んだ特製の酢を回しかけ、丼の底の醤油だれ、カツオ油としっかり混ぜ合わせると、独特のまろやかな味わいが生まれる。「岡山では油そばが、まだそれほど浸透していない。おいしさはきっと伝わるはず」と杉本さん。鶏ガラをじっくり煮込んだ黄金色のスープが美しい「鶏塩中華そば」(700円)も自信があるという。

 店名は、プロ野球のヤクルトで監督兼選手を務めた古田敦也さんの話題になった発言にちなみ、「看板娘」にはオリジナルキャラクター・RUCAHi(ルカヒ)を設定。「お客さんをワクワクさせたい」という思いから、個性的な店づくりを目指した。

 杉本さんは、店の定休日だけ、倉敷市内のクリニックで外来診療を行い、そのほかの日は店の厨房に立つ。「初めてで不慣れなところもあるが、『おいしいラーメンを提供したい』という思いは本気。店が軌道に乗って、別の人に店長を任せられるようになったら、医業6、ラーメン4くらいの割合で店に立てたら」と話す。

 営業時間は午前11時~午後2時半。水曜定休。しばらくはカウンター8席、昼のみの営業。詳しくは同店ツイッター

(2021年05月05日 11時00分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ