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帝釈峡、春の行楽シーズン幕開け 感染防止対策し2年ぶり湖水開き

煙を上げながら湖水を進む2隻の竜船
煙を上げながら湖水を進む2隻の竜船
よさこい踊りを披露する地元グループ
よさこい踊りを披露する地元グループ
 庄原市と広島県神石高原町の境にある国定公園・帝釈峡の神竜湖畔で29日、春の行楽シーズン幕開けを告げる「帝釈峡湖水開き」が行われた。昨年は新型コロナウイルス禍のため中止となったが、感染防止対策をした上で2年ぶりに復活。雨の中、訪れた人たちは遊覧船の乗船や踊りのステージなどを楽しんだ。

 オープニングでは、遊覧船の屋根に紅白の竜を載せた2隻の「竜船」が登場。煙を上げ、風船を飛ばしながら湖面を進むと、見物客から拍手が湧いた。

 近くのトレイルセンターしんりゅう湖では、地元グループが和太鼓やよさこい踊り、神楽などを披露。神石牛丼やうどん、クレープなどを販売する屋台も並び、家族連れらでにぎわった。

 母親と訪れた神石高原中1年の男子生徒(12)は「去年は中止になって残念だったけど、帝釈峡が久しぶりににぎやかになってうれしい」と話していた。

 主催する帝釈峡観光協会は、来場者の検温や手指消毒の励行などの感染予防対策を実施。宮野元壮副会長(68)=同町=は「密になりにくい帝釈峡の自然をアピールし、観光客の回復につなげたい」としている。

(2021年04月29日 18時18分 更新)

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