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暗闇に浮かぶ緑の光幻想的に 鏡野・妖精の森美術館で作品展

遮光した展示室で光を放つウランガラスの作品
遮光した展示室で光を放つウランガラスの作品
 名古屋市在住のガラス作家佐々木雅浩さん(51)の個展「白日夢―Daydream―」が、鏡野町上斎原の妖精の森ガラス美術館で開かれている。展示室は初めて窓全面をふさいで遮光し、紫外線を浴びたウランガラスの作品が緑の光を放っている。7月5日まで。

 佐々木さんは同市出身。愛知教育大総合造形コースを卒業後、ガラス造形の専門学校・富山市立富山ガラス造形研究所で学んだ。現在は同大教授を務め、国内外の展覧会に出展。富山、金沢市のガラス美術館に作品が所蔵されている。

 出品した16点は、いずれも吹きガラスを加工した袋状。ウランガラスは13点で、いくつもの突起や気泡のような球状の形が寄り集まり、細胞や複雑な形のDNA配列をイメージさせる。通常のガラスの一部を金属のように見せる加工をしたり、すりガラスを使ったりしたものもある。

 同美術館は「有機的な造形が暗闇で浮かび上がる幻想的な空間を楽しんでほしい」としている。

 午前9時半~午後5時(入館は同4時半まで)。火曜休館(5月4日は開館)。入館料は大人・大学生500円、高校生400円、小中学生300円。問い合わせは同美術館(0868ー44ー7888)。

(2021年04月22日 11時07分 更新)

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