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薄紫の花房垂らす阿知の藤 倉敷・阿智神社で咲き始める

藤棚いっぱいに花房を垂らす阿知の藤
藤棚いっぱいに花房を垂らす阿知の藤
 倉敷市美観地区の阿智神社(同市本町)にある岡山県天然記念物のアケボノフジ「阿知の藤」の花が咲き始めた。藤棚いっぱいに薄紫色の花房が垂れ、参拝客らの目を楽しませている。

 阿知の藤の樹齢は推定300~500年。一時は枯死しかけていたが、同神社や住民、地元経済界らの取り組みで樹勢が回復。今月上旬につぼみが膨らみ、ここ数日で一気に開花した。同神社によると、例年より10日ほど早いという。

 訪れた同市の女性(73)は「いい香り。情緒があって、周りのツツジともマッチしていてすてき」と話していた。

 5月1~3日には2年ぶりに「藤見の会」も開催。藤棚付近での音楽演奏やライトアップなどを行う(変更や中止の可能性あり)。樹勢維持のための募金箱も設置する。

 暖かさが続けば24、25日ごろ見頃を迎えそう。新井俊亮宮司(36)は「花をめでながら、心和やかなひとときを過ごしてほしい」と話す。

(2021年04月21日 17時43分 更新)

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