8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年公開)
岡山県在住のあるカップルに起きた実話を映画化。結婚式を間近に控えた尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。ある日、原因不明の病が突然麻衣を襲い、意識不明となってしまう。いつ目覚めるか分からない状態だったが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。長い年月の末、ようやく麻衣は目を覚ますが、さらなる試練が2人を待ち受けていた―。
原作:中原尚志、麻衣
監督:瀬々敬久
出演:佐藤健、土屋太鳳、薬師丸ひろ子、杉本哲太
■遙照山総合公園(浅口市)
多目的広場(グラウンド)、芝生広場があるほか、遙照山展望台からは瀬戸内海を一望できる。昼は瀬戸内海や瀬戸大橋、夜は星空や倉敷市水島地区の工業地帯を望めるロケーション。ここは、印象的なプロポーズシーンが撮影され、その後、尚志が車いすの麻衣を連れて訪れる場所。撮影で設置したベンチや柵は、その後撤去されたが、浅口市が改めて設け、デートスポットになっている。
■鳴滝(吉備中央町)
宇甘川の支流・加茂川にできた自然の滝で、落差10メートル、幅15メートル。水量が多く、巨岩、奇岩が織りなす渓谷美が楽しめる。2人がデートした滝として登場し、劇中では、デートの時に写した思い出の写真の中に出てくる。
■こぼれ話
撮影は福山市や香川県小豆島でも行われたが、岡山県内での撮影がほとんど。実際のプロポーズは奈良県と大阪府の境にある生駒山だったが、夜景のきれいなところを探していた監督がロケハンで決めたという。
(2023年01月13日 13時35分 更新)