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城南高生運営カフェ本格オープン 28日、商業施設空きテナントで

本番を前に接客の練習をする生徒=14日
本番を前に接客の練習をする生徒=14日
 城南高(高梁市原田北町)が生徒運営のカフェとして中原町の商業施設・ポルカ天満屋ハピータウンの空きテナントに整備した「Jona(ジョナ) Cafe(カフェ)」が28日、本格オープンする。営業開始を前に、接客を担当する生徒たちが「居心地の良いひとときを提供したい」ともてなしの練習を重ねている。

 カフェは来年3月まで、岡山市の百貨店に出張開店する6月を除いて毎月2回、午前10時~午後3時に営業。営業日には電気、デザイン、環境科学科の生徒らが施設1階の高梁観光情報館で、電気工作や小物作りなどのワークショップ(材料費が必要)を開催し、市民と交流を深める。

 14日には接客を担う環境科学科3年生16人が、店舗で注文の取り方や配膳時の動きなどを練習した。ほとんどの生徒が接客体験が初めてとあって、スプーンやフォークを出し忘れるなど失敗しながらも、作業の流れを一つ一つ確認した。

 この日は、施設を運営する協同組合ポルカの安藤建司理事長と中畑里英校長による賃貸契約書の調印も施設内の高梁観光情報館で行われた。安藤理事長は「生徒たちの若い力で地域を盛り上げてほしい」と期待を込めた。3年の女子生徒(18)は「カフェを通じて日頃からお世話になっている地域の皆さんに恩返ししたい」と話した。

 カフェは、2019年度から3カ年計画で地域と連携して学校の魅力向上に取り組む県教委事業の一環。生徒たちは19年度に店舗デザインを考え、20年度に内装整備を進めた。無償貸与された店内(26平方メートル)は吹屋ふるさと村の町並みや備中松山城の白壁をイメージしている。

(2021年04月20日 14時07分 更新)

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