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岡山知事「第4波到来」との認識 新規感染の8割が変異株と推定

県内の新型コロナウイルス感染状況について説明する伊原木知事
県内の新型コロナウイルス感染状況について説明する伊原木知事
岡山知事「第4波到来」との認識 新規感染の8割が変異株と推定
岡山知事「第4波到来」との認識 新規感染の8割が変異株と推定
 伊原木隆太知事は16日、岡山県内で新型コロナウイルスの感染が急増していることから「第4波が到来している」との認識を示した。直近1週間(8~14日)の新規感染者数が200人を超え、2週連続で前の週から倍増。変異株と推定される事例が全体の8割に上っており、4月下旬から予定していた県民対象の宿泊クーポン発行も当面延期する。

 直近1週間の新規感染者数は219人で、うち変異株の推定事例は178人と全体の81・3%を占めた。新規感染者数は前の週が111人、その前の週が58人で、急速に拡大している。

 政府の対策分科会が示す指標7項目では6項目が前週から悪化。病床使用率は2・7ポイント増の22・1%、10万人当たりの新規感染者数は5・72人増の11・59人で、ステージ3(感染急増)の基準(病床使用率は25%、10万人当たり新規感染者数は15人)に迫っている。

 会見で知事は「恐ろしいスピードで感染者が増え、変異株が主な要因になっている。全ての県民の力で感染者を減らさない限り医療崩壊してしまう」と強調。まん延防止等重点措置が適用されている都府県との往来を控えるほか、特に重症化リスクの高い高齢者に対して会食やカラオケの自粛を強く求めた。

 観光関連業者を支援する県独自の宿泊クーポンは、1泊で1万円以上を使えば1人最大5千円を割り引く内容で、約7万枚を発行する計画だった。

 知事は「私としても苦渋の決断。一日も早く地域経済の回復が図れるよう感染拡大防止に全力で取り組む」と理解を求めた。

(2021年04月16日 17時34分 更新)

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