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玉野競輪舞台の映画が完成 ゆりやんさんら熱演 吉本興業製作

白熱したレースが展開される第1話のワンシーン
白熱したレースが展開される第1話のワンシーン
映画で流れる王子が岳からの美しい眺望
映画で流れる王子が岳からの美しい眺望
 玉野競輪(玉野市築港)を舞台に、吉本興業が製作していた映画が完成した。「ひとり芸」日本一を決める「R―1グランプリ2021」で優勝したゆりやんレトリィバァさんら、人気芸人が市内各地で熱演。風光明媚(めいび)な玉野の魅力発信を目的とした作品は17、18日、那覇市で開かれる第13回沖縄国際映画祭で披露される。

 タイトルは「たまの映像詩集 渚(なぎさ)のバイセコー」で、短編3話をまとめた約1時間のオムニバス映画。第1話は、時代に取り残された昭和生まれの中年競輪選手が主人公。第2話は、浜辺に打ち上げられた自転車を愛する女性漁師、最終話は、競輪をきっかけに距離が縮まっていく若い男女を描いた。

 ゆりやんさんのほか、ジミー大西さんや漫才コンビ「尼神(あまこう)インター」の渚さん、お笑いコンビ「空気階段」の水川かたまりさん=岡山市出身=らが出演した。監督は、高校野球で一時代を築いた徳島県立池田高野球部の元監督・故蔦文也さんの孫の蔦哲一朗さん。

 撮影は昨年8月、玉野競輪場をはじめ、王子が岳や渋川海岸、国道430号のうち瀬戸内海の多島美を眺めながらドライブやサイクリングを楽しめる「王子マリンロード430」と呼ばれる区間で行われた。

 市民にとって慣れ親しんだ風景に、テレビで活躍する芸人が登場することで、「改めて地元の魅力に気付いてほしい」と市競輪事業課。映画祭出品を通じて玉野の景観を発信し、次の映画のロケ誘致につなげたい考え。

 製作費と広告宣伝費の計約1200万円は、市から競輪場運営を受託するチャリ・ロト(東京)のほか、協賛した市内の企業など85社で負担。エキストラとして市民ら180人が撮影に協力した。7月中旬に市内で上映イベントを開く予定。

(2021年04月16日 10時05分 更新)

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