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岡山県「ステージ2」に引き上げ 新規感染増、経路不明も急激悪化

県内感染状況の「ステージ2」への引き上げが報告された新型コロナ対策本部会議
県内感染状況の「ステージ2」への引き上げが報告された新型コロナ対策本部会議
岡山県「ステージ2」に引き上げ 新規感染増、経路不明も急激悪化
 伊原木隆太知事は2日、岡山県内の新型コロナウイルス感染状況について、切迫度が最も低い「ステージ1(散発)」から「ステージ2(漸増)」に引き上げると明らかにした。直近1週間(3月25~31日)の集計で新規感染者数が増え、感染経路不明割合が急激に悪化していることなどを踏まえて判断した。「第4波の入口になるかもしれない」との認識も示した。

 この日、県庁で開いた新型コロナ対策本部会議で対応を示した。県によると、感染状況を示す指標7項目のうち6項目が前週から悪化。新規感染者は、岡山市の大学運動部でクラスター(感染者集団)が発生し、前週より13人多い58人と2週連続で増えた。一方で散発事例も多く、感染経路不明割合は46・6%と前週(24・4%)の2倍近くに上り、「ステージ3(感染急増)」の指標(50%以上)に迫っている。

 県はまた、県民への新たな協力要請の内容を決定。「まん延防止等重点措置」が適用される大阪、兵庫など3府県との不要不急の往来を控えるほか、会食では感染を防ぐ「業種別ガイドライン」を順守した飲食店の利用、少人数かつ短時間でマスクを着用することを求める。

 会議後、知事は「このままでは、2、3週間後に岡山も大阪と同じような状況になり、医療が逼迫(ひっぱく)する恐れもある。そうならないようぜひ気を付けてほしい」と呼び掛けた。

(2021年04月02日 18時01分 更新)

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