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備前市立図書館 増改築へ コストや立地考慮、蔵書を充実

増改築する方針が固まった備前市立図書館が入る市民センター
増改築する方針が固まった備前市立図書館が入る市民センター
 備前市が老朽化に伴い再整備を検討してきた市民センター(同市西片上)内の市立図書館について、既存施設を増改築する方針を固めたことが29日、分かった。移転新築も議論されたが、市中心部という好立地やコストを考慮して決めた。蔵書の充実も図る。

 図書館は、大ホールや公民館を備えた市民センター(鉄筋鉄骨4階延べ6200平方メートル)内の3階にある。開館から40年たち、面積が320平方メートルと手狭なことから増改築か、別の場所への新築かに絞って検討していた。

 増改築の中身や時期は未定だが、市は二つのたたき台を作成。図書館と大ホールに特化するA案は3階を増床して公民館部分をなくし、1、3、4階の計2670平方メートルを図書館とする(工事費は概算で13億800万円)。公民館を残すB案は全階を増築し、1~4階の計3150平方メートルを図書館にする(同18億7400万円)。

 新築案(同16億9800万円)は、新たな候補地を見つける必要があり、工事費とは別に用地取得費がかかることも考えられるため、見送ることとした。

 市は今後、A、Bの折衷案も含めて中身を協議していく。市民の要望が多いカフェ、親子の読み聞かせ部屋、学習スペースは設ける。市教委は「市民がゆっくり憩える空間にしたい」としている。

(2021年03月30日 07時00分 更新)

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