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返礼品は古代マヤ文字の名前 中南米美術館、運営資金確保にCF

CFの返礼品として贈るマヤ文字入りの写真立てと印鑑
CFの返礼品として贈るマヤ文字入りの写真立てと印鑑
 新型コロナウイルスの影響で来館者が減っているBIZEN中南米美術館(備前市日生町日生)は運営資金を確保するため、クラウドファンディング(CF)に取り組んでいる。寄付者の名前を古代マヤ文字に変換して記した写真立てや印鑑を返礼品として用意。「あなただけの文字をプレゼントします。ぜひ応援してほしい」と呼び掛けている。

 同美術館は古代アメリカ大陸で作られた土器や土偶、石彫を中心に約2200点を収蔵。企画展や体験イベントを催し、毎年約4千人が訪れていたが、本年度はコロナ禍で8割減となっている。

 マヤ文字は西暦250~950年のマヤ古典期に使用された文字で、人や動物の姿をモチーフにした形が多い。「あ」「い」「う」といった平仮名1文字にそれぞれ7通りほどの文字が存在し、これらを正方形に組み合わせて名前を表現する。

 返礼品は、10年以上にわたってマヤ文字を研究する森下矢須之館長が寄付者一人一人の名前を手作りでデザイン。写真立ては内部の台紙に、印鑑は2・8センチ四方に描く。

 森下さんは「同じ4文字の名前でも約2400通りのデザインがあり、それぞれに世界に一つだけの文字を作っている。贈り物にしても喜ばれるはず」と話す。

 CFは昨年11月に開始し、目標金額や期限は設けていない。一口3千円か6千円で、同美術館ホームページから申し込む。返礼品は3千円で写真立てを、6千円では印鑑も加えて贈る。問い合わせは同美術館(0120―346―287)。

(2021年03月28日 11時23分 更新)

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