山陽新聞デジタル|さんデジ

指定管理前に会社から飲食接待 早島町の公園めぐり議長と委員長

早島町役場
早島町役場
 岡山県早島町の舩越健一町議会議長(71)と佐藤博文産業文教委員長(60)が、18日の3月定例町議会で「早島町ふれあいの森公園」(同町矢尾)の指定管理者に決まった倉敷市内の建設会社から、決定前に町内で飲食接待を受けていたことが26日、分かった。

 関係者によると、接待があったのは、町が指定管理者を巡る審査を終えた後の2月3日。会社側が舩越、佐藤氏を誘い、男性社長が1人3300円の料理代を全額支払った。町議会の「議員政治倫理基準」は政治的、道義的批判を受ける恐れのある寄付などを受けないよう定めており、利害関係者から接待を受けた今回の行為は基準に抵触する可能性が高いという。

 同社を指定管理者とする議案は、今月5日に産業文教委員会で承認し、18日に本会議で可決した。同社は2021年度から5年間、公園の管理を2500万円で請け負う予定。

 社長が会食の様子をフェイスブックに投稿。舩越、佐藤氏は24日の町議会全員協議会で他の議員から指摘を受け、事実関係を認めた上で陳謝したという。

 取材に対し、舩越氏は「脇が甘かった。今後は議長室で適切な時期に会うよう改めたい」、同社は「便宜を図ってもらうつもりはなく、日頃からお世話になっているお礼がしたかった」と説明。佐藤氏は「コメントできない」としている。

(2021年03月27日 07時59分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ