山陽新聞デジタル|さんデジ

介護給付費750万円不正受給 倉敷市、事業所の処分発表

指定取り消し処分を受けたグループホームアコオ憩いの家倉敷三田(左)と6カ月の指定停止となったアコオデイサービスセンターforever(右奥)
指定取り消し処分を受けたグループホームアコオ憩いの家倉敷三田(左)と6カ月の指定停止となったアコオデイサービスセンターforever(右奥)
 倉敷市は25日、介護給付費約750万円を不正に受給したなどとして、介護保険法に基づき、アコオビジネスコンサルティング(同市三田、井原幹子社長)が運営するグループホームの事業所指定を6月30日付で取り消し、デイサービスセンターの指定も4月8日から6カ月間停止すると発表した。

 市によると、グループホームアコオ憩いの家倉敷三田(同所)は2019年1月~20年12月、加算要件を満たす看護師を配置していないにもかかわらず、虚偽の請求で730万円の給付を受けた。アコオデイサービスセンターforever(同所)は20年9~12月、サービスを提供していない利用者2人の介護サービス費計約21万円を不正に受給した。

 20年5月以降、市に匿名の情報提供があり発覚した。同社は事実を認めているという。市の監査に対し、うその説明もするなど悪質性が高いことから最も重い処分にした。

 市は加算金を含め、約1千万円の返還を求めるとともに、状況を見て刑事告訴を検討する。

 現在、グループホームは17人、デイサービスセンターは7人が利用している。同社の井原社長は取材に対し「大変反省している。給付費を返還し、利用者にはこれ以上迷惑をかけないよう、受け入れ先を探したい」と話した。

(2021年03月25日 20時32分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ