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県内企業に就職し地域活性化を 人材育成へ3大学6自治体が協定

調印式で協定書を手にするプロジェクト推進団体の代表者ら
調印式で協定書を手にするプロジェクト推進団体の代表者ら
調印式後に開催されたシンポジウム。沖学長(中央)らが地域で活躍する人材を育成する必要性を語った
調印式後に開催されたシンポジウム。沖学長(中央)らが地域で活躍する人材を育成する必要性を語った
 岡山県内で就職し、地域の産業発展に貢献する人材育成を目指す「『吉備の杜(もり)』創造戦略プロジェクト」の推進に向け、県立大(総社市)や県、同市など3大学6自治体が17日、岡山市内で連携協定を締結した。シンポジウムも開かれ、関係者が意見を交わした。

 協定を結んだのは、ノートルダム清心女子大(岡山市)、中国学園大(同)、笠岡、備前、赤磐、真庭市を含む9機関。県内の企業などへの就職者数を年間93人以上とする目標を掲げている。岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールで調印式があり、代表者が協定書を手に壇上に並んだ。

 式後のシンポでは、学生や企業関係者らも交え、若者の地元定着などをテーマに現状や課題を発表。県立大の沖陽子学長はデジタル技術の急速な進展を念頭に「社会に予測不能な変化が生じる中、本質を見極め、自ら考え行動するリーダーを育てたい」と述べた。

 プロジェクトは文部科学省の採択事業で、2020年度から5年間。今回の9機関と中国銀行(岡山市)、山陽新聞社(同)などを合わせた県内の産学官18社・団体が手掛け、木材加工や自動車関連、果物栽培が盛んな岡山の産業特性を踏まえた人材を育てる。21年度から、学生と企業が協力して課題解決に当たるなど関連のカリキュラムを県立大で始める。

(2021年03月17日 20時58分 更新)

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