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津山の中学生 かつら用に髪を寄付 病気で困っている子に役立てて

伸ばした髪をカットする中島さん
伸ばした髪をカットする中島さん
 病気などで髪が抜けた子どもたちにウィッグ(かつら)を贈るヘアドネーションに協力しようと、津山東中3年の中島きららさん(15)が、卒業に合わせて入学時から伸ばしていた髪を42センチカットした。大阪市の支援団体に寄付する。

 がん経験者の母・寿子さん(51)が、3年前に髪を寄付したのがきっかけ。寿子さんから小児がんの治療などで髪を失って苦しむ子どもがいると聞き「自分でも力になれる」と伸ばし始めた。

 体重千グラム未満の超低出生体重児として生まれた中島さん。未熟児網膜症のため視覚障害があり、小学校は寄宿舎から特別支援学校に通った。中学は「いろんな生徒がいる学校に行きたい」と、津山東中へ進んだ。

 卒業式を翌日に控えた11日、津山市内のヘアサロンで美容師と寿子さんがカット。中島さんは「困っている人の役に立てることがうれしい。また髪を伸ばして寄付したい」と言い、昨年12月にも髪を寄付した寿子さんは「障害があっても誰かの支えになれると思ってもらえてよかった。また親子でやりたい」と話した。

(2021年03月12日 18時08分 更新)

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