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岡山育ちの小原と松下、力走誓う 14日 名古屋ウィメンズマラソン

名古屋ウィメンズマラソンに向け調整する小原怜(右)と松下菜摘=8日、岡山県総合グラウンド
名古屋ウィメンズマラソンに向け調整する小原怜(右)と松下菜摘=8日、岡山県総合グラウンド
 14日の名古屋ウィメンズマラソンに天満屋から岡山育ちのランナー2人が出場する。倉敷市出身の小原怜(30)は興譲館高から入社し12年目のベテランで、フルマラソンは8度目。玉野市出身の松下菜摘(26)は玉野商高(現玉野商工高)、環太平洋大を経て2017年の入社後では初めて42・195キロに挑む。8日、岡山市内で練習を公開し「地元に元気を届けられるような走りを」と口をそろえた。

 19年秋の「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で3位に入り、今夏の東京五輪の代表補欠に選出されている小原。「しっかり結果を残し、補欠の責任を全うする」と話す。16年の名古屋でマークした自己記録(2時間23分20秒)更新が目標だ。

 MGCで4秒届かず、五輪切符を目の前で奪われた鈴木亜由子(日本郵政グループ)も今大会にエントリーしていたが故障のため欠場。2月の国内合宿で鈴木がけがを抱えながら練習する様子を見たといい、小原は「負けたくない思いだったが、懸命な姿に自分もと思えた。今度は私がエールを送りたい」。脚の痛みやコロナ禍で満足に練習ができない中、「折れかけていた」心に再び火を付けてくれたライバルへ“恩返し”を誓う。

 入社4年目の松下にとっては待望の舞台となる。大学4年時に「おかやまマラソン」を2時間59分台で走った経験を持つが、主要大会は初参戦。小原や東京五輪代表の前田穂南らチームメートと走り、力を付けてきた。2月の全日本実業団ハーフは1時間10分18秒の自己新で4位に入るなど好調で、「不安より念願のフルで戦える楽しみが大きい。今季の目標に立てた(2時間)28分切りを狙える」と意欲をみなぎらせた。

 1月の大阪国際女子に続き、チームから2選手を送り込む武冨豊監督は「2人とも練習内容は順調にこなせている。それぞれ目標のタイムは目指せる状態にある」と手応えを話す。

(2021年03月08日 21時05分 更新)

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