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東京大空襲、名前読み上げ追悼 約10万人「みんな名前あった」

 東京大空襲の犠牲者らの名前を呼んで追悼する集会で、黙とうする被災者や遺族ら。右奥は企画した遺族の河合節子さん=8日午後、東京都江東区の東京大空襲・戦災資料センター
 東京大空襲の犠牲者らの名前を呼んで追悼する集会で、黙とうする被災者や遺族ら。右奥は企画した遺族の河合節子さん=8日午後、東京都江東区の東京大空襲・戦災資料センター
 「富川俊彦、10歳、男性、深川区森下町」「大瀧時子、17歳、女性、城東区亀戸町」…。約10万人とされる東京大空襲の犠牲者らの名前を呼んで追悼する集会が8日、東京都江東区で初めて開かれた。410人の名前が約1時間かけ読み上げられた。

 都は、1945年3月10日の東京大空襲を含む都内であった空襲の犠牲者8万1295人分の名簿を、墨田区の都立横網町公園にある追悼碑に納めているが、公開していない。母と弟2人を失った女性(81)=千葉市=らが「ひとくくりに10万人と言われても納得できない。みんな名前があった」として、この取り組みを始めた。

(2021年03月08日 20時36分 更新)

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