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福山でワクチン優先接種開始 医療従事者ら1.4万人対象

新型コロナワクチンの予防接種を受ける医療従事者(右)=福山市民病院
新型コロナワクチンの予防接種を受ける医療従事者(右)=福山市民病院
 新型コロナウイルス感染症ワクチンの医療従事者を対象とした優先接種が8日、福山市内で始まった。約1万4100人の医療従事者らが対象となり、コロナ禍の中、住民を支える医療体制の維持が期待される。

 この日接種を行った福山市民病院(蔵王町)では、院内ホールに設けられた特設会場で午後から実施。勤務の合間などを利用し訪れた医師や看護師ら110人が、同僚の医師からアレルギーの有無や既往症など確認する予診を受けた後、腕にワクチンを打ってもらっていった。

 急な体調の変化に備え、接種を受けた医師らは、15~30分間会場内で待機。この日の接種者で副反応が起きた人はいなかった。小坂奈保子看護部長は「インフルエンザワクチンに比べて痛みはなかった。医療従事者が接種することで患者の安心材料になれば」と話していた。

 同病院には、米製薬大手ファイザー製ワクチン975人分が4日に到着していた。19日までに全職員の約85%に当たる960人に接種する。その後、3週間開けた29日~4月9日に2回目のワクチンを打つ方針。

 広島県によると、高齢者向けワクチンは4月5日の週に届けられるという。市では、高齢者への接種を4月下旬以降を予定しており、旧市体育館(草戸町)や市西部市民センター(松永町)など5カ所での集団接種と医療機関での個別接種で行う予定で準備を進めている。

(2021年03月09日 08時11分 更新)

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