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岡山で大震災の犠牲者を追悼 原発に頼らない社会の実現訴え

震災10年の節目を前に犠牲者を追悼した「3・11への祈り」
震災10年の節目を前に犠牲者を追悼した「3・11への祈り」
 東日本大震災の犠牲者を追悼し、原子力発電に頼らない社会の実現を訴える集会「3・11への祈り」が7日、岡山市中心部で開かれた。新型コロナウイルスの感染対策としてリモート参加も受け付け、市民ら計約100人が、亡くなった人たちの冥福を祈った。

 震災10年の節目を前に、岡山県内の被災者支援団体や宗教関係者でつくる実行委が主催した。同市北区中央町の蔭凉寺では、倉敷市の一心念誦堂住職の佐伯隆快実行委員が「あの惨事を二度と繰り返さないよう教訓を胸に刻み、前へ進んでいこう」とあいさつ。震災発生時刻の午後2時46分、全員で黙とうをささげた。

 被災地から県内に移住している人たちが思いを発表する場も設けられ、福島県から家族と共に高梁市に身を寄せる男子高校生(17)は「生活環境が一変して苦労は多かったが、めげずに頑張ってきた。福島第1原発の廃炉作業が終わり、安心して地元に戻れる日が早く来てほしい」と語った。

 参加者はこの後、蔭凉寺からJR岡山駅まで脱原発を訴えながら歩いた。

(2021年03月07日 20時28分 更新)

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