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GIGAスクール 新組織を検討 県教委「情報化を効果的に推進」

岡山県庁
岡山県庁
 2月定例岡山県議会は3日、本会議を再開。一般質問に入り、大橋和明(自民、岡山市南区)、氏平三穂子(共産、同中区)、小林孝一郎(自民、同南区)、太田正孝(同、同北区・加賀郡)の4氏が県政全般をただした。県教委は、児童生徒に1人1台のパソコンやタブレット端末を配備する国の「GIGAスクール構想」に伴うICT(情報通信技術)教育が2021年度から本格始動することを踏まえて、対応する組織の新設を検討していると明らかにした。

 太田氏が、国が進めるデジタル化の動きに呼応して、県教委内にも専門部署を設置する必要があると提案。鍵本芳明教育長は「教育の情報化を一層効果的に推進できるよう、組織体制について検討している」と答えた。

 県教委によると、ICTに詳しい人材を集めた新部署を立ち上げる方向で調整。学校現場で端末にトラブルが発生した場合のサポートや、教員の業務負担軽減に向けた校務のデジタル化などに取り組む方針で、詳細を詰めているという。

 大橋氏は、新型コロナウイルス禍で利用が落ち込んだ路線バスやフェリーなどの交通事業者を支援するため、県が発行を計画するプレミアム付き乗車券にタクシーを含めるよう求めた。伊藤敦哉県民生活部長は「幅広い移動手段を選択してもらい、利用促進が図られるようタクシーも対象にする」と答えた。

 氏平氏は、県内で昨年12月に発生した鳥インフルエンザなどに対応するため、家畜の防疫業務に携わる獣医師の確保策をただした。槙尾俊之農林水産部長は「初任給引き上げなどの処遇改善に取り組んでおり、今後は社会人に向けて専門雑誌で採用情報を提供するなど確保にさらに努めていく」と述べた。

 小林氏は、新型コロナの高齢者向けワクチン接種が4月にも始まる見通しを踏まえ、市町村との連携の在り方を尋ねた。西嶋康浩保健福祉部長は「医療機関による個別接種が基本と提案するとともに、集団接種の運営は市町村や関係団体とワーキンググループを設置して具体的な検討を進めている」とした。

(2021年03月03日 21時02分 更新)

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