虫が動きだすとされる二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」(5日)を前に、津山市山北の国名勝・衆楽園で3日、春を告げる風物詩となっている松のこも焼きが行われた。
園内の樹木を管理する市観光協会の職員4人が作業。昨年10月下旬にクロマツやアカマツなど約80本の幹に巻いたこも(幅45センチ、長さ180センチ)を取り外し、池のほとりに集めて点火した。わらで編まれたこもは、勢いよく煙と炎を上げた。
岡山県鏡野町の女性(71)は「初めて見に来ました。春が来たなという感じがしてよかった」と話した。
こも焼きは、害虫が冬を越すために枝葉から地中に降りる習性を利用し、こもに誘い込んで焼く伝統的な駆除法。衆楽園では毎年、啓蟄のころ行っている。
園内の樹木を管理する市観光協会の職員4人が作業。昨年10月下旬にクロマツやアカマツなど約80本の幹に巻いたこも(幅45センチ、長さ180センチ)を取り外し、池のほとりに集めて点火した。わらで編まれたこもは、勢いよく煙と炎を上げた。
岡山県鏡野町の女性(71)は「初めて見に来ました。春が来たなという感じがしてよかった」と話した。
こも焼きは、害虫が冬を越すために枝葉から地中に降りる習性を利用し、こもに誘い込んで焼く伝統的な駆除法。衆楽園では毎年、啓蟄のころ行っている。
(2021年03月03日 18時31分 更新)