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城南高卒業生サプライズ花火 高梁、感謝の思い込め500発

城南高の卒業生5人が打ち上げたサプライズ花火
城南高の卒業生5人が打ち上げたサプライズ花火
花火打ち上げ後、成功を喜び合う大西さん(中央)ら
花火打ち上げ後、成功を喜び合う大西さん(中央)ら
 城南高(高梁市原田北町)の卒業式が行われた1日夜、卒業生5人が約500発のサプライズ花火を市内で打ち上げた。4月から就職で市外に出る仲間もおり、旅立ちを前に古里に恩返ししようと資金を集めた。感謝の思いを込めた色とりどりの大輪が夜空に咲いた。

 午後7時すぎ、ききょう緑地(落合町近似)近くの高梁川河川敷から打ち上げた。「ドン、ドン」とごう音を響かせ、約15分にわたって赤や緑、青の光の輪が次々とはじけた。

 企画したのは大西祥太さん(18)ら同市や吉備中央町の電気科3年生5人。高校生活最後の1年は、新型コロナウイルス禍で地元や学校の行事が軒並み中止に。慣れ親しんだ地域を自分たちの手で元気にしたいと考えていた昨年12月、授業でクラウドファンディング(CF)で資金調達できるのを知り、打ち上げの実現に向けて活動を始めた。

 1月下旬から約1カ月、CFサイトと市内での募金で140万円余りを集めた。この日、5人は卒業式の後、花火業者の設置作業を手伝い、打ち上げ時は河川敷で空を見上げて成功を喜び合った。大西さんは「初めての挑戦で不安だったが、達成感でいっぱい。多くの協力で高梁の人に勇気を与えられたと思う」と話した。

(2021年03月02日 16時02分 更新)

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