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老舗酒蔵「天寶一」支援へCF 返礼品に日本酒、販路開拓を

日本酒を返礼品にCFを始めた天寶一の村上社長
日本酒を返礼品にCFを始めた天寶一の村上社長
 福山市神辺町川北の老舗酒蔵「天寶一(てんぽういち)」は、自社の日本酒を返礼品にしたクラウドファンディング(CF)を行っている。新型コロナウイルス禍で飲食店向けを中心に販売が大幅に落ち込む中、販路開拓を狙いに企画。4月9日の支援募集締め切り後、賛同者へ送る。

 1910年創業の同社は、広島県産の酒米「山田錦」「千本錦」などを使い、地域に根差した酒造りに取り組む。返礼品として大吟醸や純米酒、にごり生酒などを組み合わせた3千~10万円のコースを用意している。

 同社によると、昨年春以降は感染拡大の影響で飲食店での酒席が激減したあおりで、例年にないほど冷蔵庫に多くの在庫を抱える。昨年11月から仕込みの酒米を2割減らすなどして対応するが、経営状況は厳しいという。

 村上康久社長(54)は「CFを通じて当社の日本酒を大勢の人に知ってもらい、さらに良い酒を造っていきたい」と話す。

 目標額は当初の50万円を既に達成、新たに200万円を掲げる。山陽新聞社や中国銀行などが運営するCFサービス「晴れ!フレ!岡山」を活用。詳細は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/tenpoichi)。QRコードからもアクセスできる。

(2021年03月01日 18時02分 更新)

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