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大切な人に スイートピー出番待つ 卒業式に合わせ倉敷で出荷本格化

卒業シーズンに合わせ、スイートピーの出荷作業に忙しい生産者
卒業シーズンに合わせ、スイートピーの出荷作業に忙しい生産者
淡いピンクのスイートピー。丹精して育てられた花は、今か今かと「出番」を待っている
淡いピンクのスイートピー。丹精して育てられた花は、今か今かと「出番」を待っている
 「門出」「旅立ち」「優しい思い出」といった花言葉があるスイートピー。卒業シーズンに合わせ、全国有数の生産量で知られる岡山県内で出荷が本格化している。

 今月24日午前。主要産地の一つ、倉敷市西部の船穂町船穂を訪れた。山の斜面にはビニールハウスがいくつもあり、近づくだけで気品あふれる甘い香りが漂ってくる。中に入れば、白、ピンク、紫、黄…と、淡い色合いの花がびっしりと咲き誇っていた。

 ハウス隣の小屋では、地元の生産者が朝から集まり、花の色ごとに束にして、箱に詰める作業に追われていた。4月上旬まで続く見込み。

 今年は新型コロナウイルス禍で、卒業式の規模はどこも縮小している。JA晴れの国岡山(同市)によると、スイートピーの需要は例年ほど多くはないそうだが、天候にも恵まれ、品質は上々という。大切な人のお祝いにー。丹精して育てられた花は、今か今かと「出番」を待っている。

(2021年02月27日 05時17分 更新)

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