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アテツマンサク 新見で見頃 春告げる黄色い花びら

まんさく園で見頃を迎えているアテツマンサク
まんさく園で見頃を迎えているアテツマンサク
 新見市内で発見されたことにちなんで名付けられたアテツマンサクが、大佐小阪部の私設植物園「まんさく園」(約1ヘクタール)で見頃を迎えた。風にそよぐ黄色い花びらが、春の訪れを教えてくれている。

 同園は農業柴田光政さん(83)が自宅裏の山に約千本を植え、一般開放。近年は病気などで開花する木が1割ほどだったが、昨夏の若芽が成長する時期の天候に恵まれ、今年は例年より多い約300本で黄色く縮れた花を付け、枝いっぱいに咲きそろう。

 訪れた人たちは、黄色に染まる木々の間をゆっくり歩き、春の気分に浸っている。

 柴田さんは「たくさんの木が花を付け、色づきも良くうれしい。ユキワリイチゲやセリバオウレンなどの山野草もあり、一緒に楽しんで」と話す。見頃は3月10日ごろまで。入園無料。

 アテツマンサク マンサク科の落葉樹。植物学者の牧野富太郎が1914年に新見市内で発見し、阿哲地方にちなんで命名した。現在は環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている。

(2021年02月27日 06時34分 更新)

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